エクセルの「データの入力規則」でリスト選択で商品名を入力する方法

Excel業務改善コンサルタントの小野 眸(おの ひとみ)です。

たとえば上の画面のように、リストを選択するだけで入力できるプルダウンリストを自分で自由に設定してみませんか?

これは「入力規則」という機能を使って簡単に設定できます。

まず事前にリストに表示する内容を入力しておきます。

リストの内容は縦1列に入力しておきます。

リスト選択で入力するよう設定したいセルを選択した状態で、
[データ]⇒[データの入力規則]を選択します。

表示された画面の[入力値の種類]の[すべての値]を[リスト]に変更します。

そして[元の値]の欄で先ほど入力したリスト内容の箇所を範囲指定します。

設定はこれだけ!

実に簡単です。

 

エクセルのデータの入力規則によるプルダウンリスト設定
エクセルの入力規則を使えばプルダウンリストでの入力が簡単に設定できます。

エクセルの入力規則を使えばプルダウンリストでの入力が簡単に設定できます。

納品書や請求書の入力内容は売上分析の集計の元となる明細データになります。

一定のルールで入力された内容はデータ標準化にとても大切です。

なぜなら、集計や分析には標準化されたデータが必須だからです。

いくらコメントや注意書きで入力の注意を促しても、人はなかなか従ってくれません。

注意書きが書いてあっても意味がよくわからなかったり、その重要性を認識していなければ、自分の思うように入力してしまいがちです。

忙しい時間の中で入力作業をしていればなおさらです。

簡単に設定できる入力規則。

入力する人にとっても、管理する側にもメリットがいっぱいの機能です。

ぜひ活用してみてくださいね。