集合縦棒グラフと積み上げ縦棒グラフを一緒に作るには?

Excelで2種類の縦棒グラフを一つのグラフに作るには?

Excelでは集計表からワンクリックでグラフを作ることができます。

中でもよく利用されるのが縦棒グラフ。

ワンクリックで作れるシンプルなグラフなら簡単に作れますが、少し複雑なグラフとなると、なかなかうまくいきません。

Excel実務で作るグラフは、教科書のサンプルのようなシンプルなグラフより、少し複雑なグラフを作ることが多いですよね。

集合縦棒グラフと積み上げ縦棒グラフではなく
集合縦棒グラフと積み上げ縦棒グラフの組み合わせに見えるような積み上げ縦棒グラフを作ります。


積み上げ縦棒を2つ並べるには表の作り方に工夫が必要

今回の例に限らず、多くの場合、Excelでグラフを作る時は元になる表の作り方に工夫が必要です。

まず次のような表を作ります。

商品ごとの4月~6月の売上実績と、6月の売上見込です。

今回の場合、見込額があるのは6月だけですが、表は実績と見込とそれぞれ列を作ります。

実際に数字が入るのは6月だけです。

この表をもとに積み上げ縦棒グラフを作れば出来上がりです。

このように、既存のグラフに少し手を加え、わかりやすく仕上げると見やすいですよね。

集計表はピボットテーブルで時間短縮

グラフと集計表はセットです。

グラフを作るには、必ず集計表を作らなければいけません。

すばやくミスなく集計表を作るために、ピボットテーブルを使って時間短縮してくださいね。

上記のように明細表をもとに、ピボットテーブルで商品別月別売上実績の集計表を作ります。

これを利用すれば、グラフの元として利用した表も効率よく作れます。

さらに先ほどの通常の集計表に、ピボットテーブルの集計結果を連動できるような計算式を入れておけば、明細表のデータを入れ替えるだけで、使いまわしできます。

Excelで作業をするときは、正確に集計出来る事、短時間で仕上げる事、再利用できる事を、常に意識してくださいね。

あなたは手持ちのカードを何枚お持ちですか?

おけましておめでとうございます。

Excel業務改善コンサルタントの小野 眸です。

新年早々、Excelではなくトランプの話?? と思われたかもしれませんが・・
Excelの話です。

  • Excelで資料を作る時
  • Excelで計算式を考える時

どれを使うかは、自分が知っている機能・関数から選ぶことになります。
いやぁ ネット検索すれば、自分の知らない関数だって使えるよ!
という反論が聞こえてきそうですが・・・

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Excelで横へのオートフィルを使い4ステップでカレンダーを作成する方法

月 火 水・・・
第1週 第2週 第3週・・・
1月 2月 3月・・・

あなたはこんな連続したデータを手入力してませんか?
Excelでは、こんな連続したデータを入力すること多いですよね。

Excelには「オートフィル」と言って、上のような連続した内容を自動で入力してくれる優れた機能が備わっています。

知らなかった・・・ というあなたも心配はいりません。
簡単だからすぐに使えるようになりますよ。
できれば、実際にExcelを操作しながら読んでみてくださいね。
すぐに実感できますよ。

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Excelの縦棒グラフでラベルを1つだけ表示したい時は?

Excelの集計表をわかりやすく見せたい時はグラフ!

使いますよね。

中でもよく使われるのが縦棒グラフです。

Excelでグラフを作るのはとても簡単!

集計表のなかを1か所クリックし、[挿入]タブ → [グラフ]の縦棒グラフから、集合縦棒」を選択すれば、上のようなグラフが作成されます。

Excelでグラフを作るのはワンクリックでできますから、あとは見やすく仕上げていくというわけです。

Excelでグラフを見やすく仕上げるコツは不要なものを非表示に!

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Excel業務の効率アップに必須!ピボットテーブルの使い方

Excel業務改善コンサルタントの小野です。

これは私が担当したEラーニング Excelコースのひとつ「Excel 2016 ピボットテーブル活用術」の一部です。
(YouTubeで公開されている動画です。どなたでもご覧いただけます)

Excelのピボットテーブルの使い方を解説しています。

 

ピボットテーブルは難しそう・・・

と思っている方がとても多いんですが、実はExcelのピボットテーブルの使い方はとても簡単!
Excel初心者でも簡単に集計表を作成できる、とっても便利な機能です。

 

あまりに簡単に集計表ができるので、他の人がピボットテーブルを操作しているのを見て

こんなに簡単に表ができるなんて・・・ まるで魔法のよう~

きっとなにか難しいものを使っているに違いない~

 

そう思われるのかもしれませんね。

 

でもピボットテーブルの使い方はドラッグ アンド ドロップ操作だけ。
それで集計表が作成できる、とても便利な機能なんですよ。

マウスでドラッグができれば使うことができます。

Excel関数や計算式を使う必要はありません。

 

Excelのピボットテーブルは

  • Excelの集計業務をサクッと終わらせ、分析に集中したい
  • 複数の集計表を一度に作りたい
  • アンケートの結果を集計したい

こんな方にオススメです。

1つの集計表を数秒~数分で作成できますよ。

DeleteキーとBackspaceキーの違いはわかりますか?

Excel業務改善コンサルタントの小野です。

今日は基本的な事について解説します。

セミナーをやっていて、ちゃんと理解してない人が案外多いなぁと思う事です。
初歩的な話なので、今さら人に聞けない事です。

しっかりと説明を聞いたことがないかもしれないよく使う次の3つのキーを解説します。

今さら人に聞けないけど知らない人も多い3つのキー

 

  1. BackSpace
  2. Delete
  3. Esc

 

1.「Backspace」(バックスペース)

よく使いますよね。

入力した内容を消してくれます。これは解説しなくてもおわかりですね。

 

2.「Delete」(デリート)

これも入力した内容を消してくれますね。

では、BackspaceキーとDeleteキーをどう使い分けるか、ご存知ですか?

 

好きなほう・・・ ではありませんよ。
ちゃんと違いがあります。
カーソルってわかります?
あのチカチカ点滅してるヤツですね。

何か入力するとカーソルのある位置に入力されます。
「Backspace」は
カーソルの位置より前、
つまり左側の文字を消してくれます。

一方「Delete」は
カーソルの位置より後ろを消します。
セル1か所を選択し削除したい時はどちらのキーを使ってもさほど違いはありません。

しかし複数セルの内容を一度に削除したい時はDeleteのほうです。

 

Backspaceではありませんよ。

 

3.「Esc」(エスケープ)

これはキャンセルです。
いまやっていることを中断する時に使います。

Escを知らない方、案外多いです。
キーボードの左上にあるキーです。
たとえば入力中に
入力を中断しキャンセルしたければEscを押します。

あっ Enterを押さずに ですよ。

 

たとえば書式設定を開いたけど中断したい時もEscです。

人が作った計算式を見ている時に、無意識にどこかクリックしてしまい、計算式が変わってしまった時も
EnterではなくEscです。

この3つのキーの役割をしっかりと理解し、使いこなしてくださいね。

 

Excelに苦手意識がある方ほど慌ててしまいます。

わぁー どうしよう(驚)

 

と焦る気持ちはよ~くわかりますが、慌てて何かをやると、余計厄介な事になる場合が多いです。
予想外のことが起きてもあわてず、落ち着いてEscキーを押す

たいがいの事は中断できますよ。

 

Excelにタイムアウトはありません^^

 

Excelの複数セルにデータをまとめて一括入力!

上の図を見てください。

あなたはこんなときコピペで入力してませんか?

同じデータを複数のセルに入力したいとき・・・
単純にコピペ、つまりコピーしてペースト(貼り付ける)と単純に思いますよね。

でも上の図のようなとき、Excelではコピペなしでしかも一度に入力できちゃう小技があります!

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時代遅れのExcel解説サイトに注意しましょう!

Excel業務改善コンサルタントの小野です。

Excelに限らずパソコンのソフトはバージョンアップするたびに、機能が進化します。

Excel解説サイトの中には、バージョンアップのたびに新機能や新しい操作方法を解説しているところもあります。

しかし中には、古い情報のまま止まっているサイトがあります。
そんなサイトは要注意。

なぜなら操作方法はどんどん変わるからです。

 

では、あなたが見つけたサイトが古い情報かどうか見分けるにはどうしたらいいと思いますか?

 

そう、更新日付を確認するのは1つの方法ですね。

しかし厄介なのは、比較的新しい記事でも、内容が古く間違っている場合もあるということ。

 

先日、私が見つけたのはこちらの情報。

 

「Excel関数を入力する時、ダイアログボックスを使ってはいけません。
なぜなら、関数の組み合わせができないからです!」

 

これは間違った情報です。

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