Excel業務改善コンサルタントの小野です。
今日は、業務でExcelを使って作業されている方で、Excelスキルアップをお考えの方に、Excelのスキルアップについて一番注意していただきたいポイントをお伝えします。
Excel業務を行っている多くの方が、自己流でExcelを使い始めています。
この記事を読んでくださっているあなたが、もっとExcel業務の作業効率をあげたいと思っているなら、Excelのスキルアップをお考えでしょう。
今、職種・業種・年齢・性別を問わず、様々な業務でExcelが利用されています。
大企業から中小企業、自営業まで。
日常的にExcelで資料が作成され、数字の分析が行われています。
受講生の方、既存のお客様の話を聞いていて感じるのは、Excel業務に携わっている方に求められるものが高度化しているということ。
数年前までは、Excelの得意な人が専任でExcel資料作成業務を行い、Excelの計算式を作ったり資料を作成し、それを一般の社員が利用するというパターンでした。
一般社員の方が行うのは簡単な修正くらいで、大幅な修正や高度な計算式はExcelの得意な専任者が一手に引き受けていました。
だから私の講習を受講される方は、事務職、営業サポート、経理の方がほとんどでした。
ところが今はどうでしょう?
Excelの資料作成業務の専任者がいる企業は減っています。
多くの企業が自分でExcel業務を行う必要が出てきました。
2016年11月現在の受講者の属性は、マーケティングが一番多くて26%を占めています。
次に営業、事務と続きます。
たとえばマーケティングの方なら、売上を集計した結果をもとに分析をして、いろんな施策を考えていかなければいけないので、集計業務に時間をかけているわけにはいきません。
Excelの作業はサクサクこなす必要があります。
しかし思うように作業が進まないと本来やるべき業務の手前で時間がかかってしまいます。
そうならないようExcel業務の作業効率をあげるため、スキルアップに時間とお金を投資される方も多いでしょう。
Excelのスキルアップの方法はいくつかあると思います。
- Excelのセミナーに参加する
- パソコン教室に通う
- 書籍で勉強する
- Excelの解説サイトで自習する
大切な時間やお金を投資するわけですからムダにしたくないですよね。
そのために注意していただきたいポイントは、Excel業務でExcelを使いこなす為に一番必要なのはExcelの操作スキルではないということです。
大切な事なのでもう一度言いますよ。
Excel業務でExcelを使いこなす為に一番必要なのはExcelの操作スキルではありません。
機能の操作方法、関数の操作方法を完璧に理解したとしても、どこでその機能を使うのか、これから作る計算式でどの関数を使うのが適切なのか、選べなければ使いようがありません。
誰かが
ここは〇〇の関数を使うといいですよ!
と教えてくれるのであれば別ですが・・・
そんな頼もしい人がいればいいですけど、なかなかそうはいきません。
仮に近くにそんな頼もしい人がいたとしても、毎回困ったたびにその人に助けてもらえるかどうかわかりません。
やはりいつかは自分で問題解決しなければいけない時がくるでしょう。
その時に一番重要なことは操作スキルではなく、適材適所で最適な機能や関数を選べることなんです。
その能力が一番重要なポイントです。
ではその能力を磨くためにはどうしたらいいか?
これはとても重要な内容なので、改めて記事を書きますね。
ご相談やご質問がありましたら、Excel業務改善コンサルタントの小野 眸までご連絡ください。
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